五感・月・癒し・セラピー 〜アロマ月桃(サンニン)〜
五感ムーンセラピー

香りの記憶

香りに関わる仕事について、日々思うことは香りのもつパワー。
優しい気持ちになれる思い出、懐かしい記憶、安心できるぬくもり・・・・・・
毎日、何気なく過ごしてきた中で香りに記憶された思い出たちが、
さまざまなシーンで私の心を包んでくれます。

香りって生活に密着しているんですよね。
こんな素晴らしい香りの記憶をたくさんの方に気づいていただきたいな。

そして、大切なシーンに、心に残るイベントに香りをつけて、
香りの記憶を頭の中に刻んで時間が流れたときに、
その香りをかぐことにより、
もう一度感動を味わえたり、
寂しさを少しだけ埋めたり、
癒されたりして欲しい。

プルースト効果

ふとかいだ香り。
それに関係のあった過去のことが連想して思い出された経験はありませんか?
そのことを『プルースト効果』といいます。
これは、「失われた時を求めて」という、長編小説の作者、マルセル・プルーストとにちなんで名づけられました。
ふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味から、幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体の記憶が鮮やかに蘇ってくる、という「無意識的記憶」の経験を契機に展開していき、その当時暮らした家が面していたY字路のスワン家の方とゲルマントの方という2つの道のたどり着くところに住んでいる2つの家族たちとの関わりの思い出の中から物語りが始まります。
きちんと読んでいないので機会があったら是非「失われた時を求めて」読んで見たいと思っています。
香りに結びついた思い出はかなり強いもので、文字や色や味とは比較にならないといわれているそうですが、例えば音と香り、2つによって脳に刻まれた思い出は強く強く、鮮やかに蘇ると私はおもっています。

大切な香りの記憶

あなたには大切な香りの記憶がありますか?
あるCDにはその方がプロデュースされた香水の香りがついていました。
もう10数年前のことですが・・・・・・
CDの蓋を開けた瞬間に香ったやさしい香り。あの初めの感覚はなんともいえない幸せで優しい時間がながれました。そしてその香りでその方をすごく身近に感じられたのを覚えています。
その後、その香りは香水となり発売されました。そして今でもその香りは、私とそのアーティストさんの距離を縮めてくれるものとなっています。
使わなくても香水は瓶から少しずつ消えていっていますが、私の頭の中にはあの香りはインプットされていて・・・・・・何かのきっかけでその香りを思いだすことができます。
その香りは・・・・
私の髪を優しくなでて
私を優しく優しく包み込むように抱いてくれる。
香りは会えない誰かを近くに感じさせてくれるそんな魔法をかけてくれます。